ワーホリにチャレンジしてみたいけど、どこの国に挑戦したらいいか、決めきれない…。
そんな人、案外多いのでは?
そう、私です!
現在27歳2か月ということで、あまり悩んでいる暇はない!
そこで、自分の頭の中をクリアにするためにも、現在の協定国26か国(そのうち3か国は2020年2月末現在時期未定)の中で、かなり個人的にそれぞれの国のワーホリ滞在へのイメージをまとめてみました。
ちなみに筆者は26か国のうち16か国を過去に訪れた経験があるので、その経験談も少し書いています!
※筆者の個人的なイメージで語っている部分もありますので、悪しからず。(特に行ったことのない国の物価や雰囲気など)
筆者がワーホリに求める要素
まず前提として私がワーホリに求める要素を簡単に紹介しておきます。
・物価が安い
・現在住んでいるスペインと異なる雰囲気の街
・英語、スペイン語以外を学びたいけど、最悪それはできなくてもいい
・フリーランスとして働きやすい(ネット環境など)
物価の基準については、現在住んでいるスペインを基準に考えます。(一か月75,000円程度(家賃込))
英語(とスペイン語)はなんとかなるので、語学習得!というよりも、他の国で生活してみたい!という適当な理由でワーホリの計画を立てています。
かつ、現地で仕事を探すよりは、オンラインで仕事をする予定です。
2020年ワーホリ協定国一覧
では、2020年に新しくエストニアとオランダ(とスウェーデン)が追加され、全26か国になったワーホリ協定国一覧です。
参考に一年間の応募制限と滞在年数を載せています。
国名 | 応募制限 | 滞在年数 |
オーストラリア | 制限なし | 2年 |
ニュージーランド | 制限なし | 1年3ヶ月 |
イギリス | 1,000人 | 2年 |
カナダ | 6,500人 | 1年 |
アルゼンチン | 200人 | 1年 |
チリ | 200人 | 1年 |
アイルランド | 400人 | 1年 |
ドイツ | 制限なし | 3-12ヶ月 |
フランス | 1500人 | 1年 |
デンマーク | 制限なし | 1年 |
ノルウェー | 制限なし | 1年 |
オーストリア | 200人 | 1年 |
スペイン | 500人 | 1年 |
ハンガリー | 200人 | 1年 |
スロバキア | 400人 | 1年 |
ポーランド | 500人 | 1年 |
ポルトガル | 制限なし | 1年 |
チェコ | 年によって変動 | 1年 |
アイスランド | 非公開 | 1年 |
韓国 | 10,000人 | 1年 |
台湾 | 5,000人 | 360日 |
香港 | 1,500人 | 1年 |
リトアニア | 100人 | 1年 |
エストニア | 2020年2月末現在 情報公開待ち | |
オランダ | 2020年2月末現在 情報公開待ち | |
スウェーデン | 2020年2月末現在 情報公開待ち |
では早速これらの国について、個人的なワーホリへのイメージをつらつらと語っていきます。
① オーストラリア
ワーホリの定番!というか、ワーホリと言えば!みたいな国、オーストリア。
筆者はまだ一度も行ったことがないので、非常に気になるというか、行ってみたい国の一つなんです…
のんびりした雰囲気と、海がとっても魅力的なので、住んだら楽しそう!と思うのですが…
物価が高いんですよね。
日本円を稼ぐとなると、日本よりも物価の安い国に住みたいと思っているので、今回はパスです。
でも旅行では絶対行きたい!
② ニュージーランド
オーストラリア同様、英語圏ということで留学やワーホリに人気の国、ニュージーランド。
ここも、オーストラリアよりさらにのんびりしたイメージです。
ファームステイをして各地を転々としている人もいるので、スローライフには合っている国だと思うのですが…
ファームステイとは、牧場の仕事を手伝う代わりに、宿とご飯を提供してもらう宿泊スタイルです。
ここも物価が高いので、今回は除外します。
(高いと言っても、月15~20万程度だと思いますが!)
③ イギリス
みんなの憧れ。YMS。
数年前ロンドンに一人旅で一週間程度滞在しましたが、すべてが洗練されて美しく、いるだけで心がウキウキするような街でした。
しかし、イギリスワーホリの問題点は、その倍率の高さ…。
数年連続で応募しても、なかなか当選しない、という声もよく聞きます。
そして、イギリスも物価が高い…。
滞在が2年と、他の国よりも長いのが魅力的ですが、当たる自信もないのでパス。
④ カナダ
カナダは26か国の中でもかなりランキング上位に入っています。(筆者がワーホリを真剣に検討しているランキング)
バンクーバーやトロントもいいな~と思っているのですが、せっかくなのでフランス語を少し勉強してみたいと欲張りなことを考え、カナダに行くとしたら、モントリオールという都市を想定しています。
英語圏のカナダの中でも、ケベックやモントリオールなどではフランス語が公用語として話されています。
ネックになっているのは、ズバリ「寒さ」と「物価」です。
調べたところ、モントリオールの物価はバンクーバーやトロントに比べるとかなり安いです。
しかし、物価の安い南欧・スペインに住んでいる私にとっては、それでも若干お高めに感じます。
頑張って働けばいいだけのことなんですが、寒さの厳しい冬に家にこもってパソコン仕事をしている自分を想像したら、「なんのためにカナダにいるの?」となりそう。
それでも、温暖なスペイン・バレンシアの生活と180度違う(であろう)雪に埋もれたカナダでの生活が魅力的に見えているのもまた事実です。
⑤ アルゼンチン
アルゼンチンはスペイン語圏なので、自分のスペイン語のレベルをキープしつつ生活するのにぴったりの国です。
私がスペイン語を勉強し始めたきっかけは「南米を縦断したい」だったので、アルゼンチンからスタートして北上するというプラン、結構いいかも、と思ったり。
加えて、数年前の情報では、生活費は8万円以下でもいける!というものもありました。
物価に大きな変動があったようなので、現在も同じ程度の生活費でいけるのかは謎ですが。
ただ、またスペイン語圏に行くことが果てして自分にとってめちゃくちゃ「新しいこと」に感じられるのか?という心残りがあり、なんとなく乗り気になれない感じです。
あとは、治安面で若干不安があります
⑥ チリ
暴動などで少々きな臭いニュースがあるチリですが、南米の中では比較的治安が安定している国だと思います。
ただ、日本と比べても物価がそこまで安くないということと、アルゼンチン同様、またスペイン語圏というよりは全く違う環境に身を置いていたいな~という感じです。
⑦ アイルランド
ダブリンに一度行ったことがあり、歴史を感じる落ち着いた雰囲気がとても気に入りました。
また、英語圏と言うことで、語学の心配をせずに生活できる&英語スキルアップにつなげられるのが良いなと思っています。
しかしここもやはり物価がやや高いのがネックです。
⑧ ドイツ
次勉強するならドイツ語かフランス語!と思っていたので、かつてドイツは有力選択肢の一つでした。
しかし最近なんとなく、語学頑張るならフランス語の方がいいな~と思い始めています。
あと、都市にもよりますが生活費がスペインに比べて高いことなどを考えて、除外しました。
⑨ フランス
フランス語を勉強するならフランス!と思いますが、物価が高いので却下です。
かつ、フランスで自分が生き抜く自信があまりありません。
(理由はご想像にお任せします)
⑩ デンマーク
北欧はいつか住んでみたい…と思いますが、現地で働かない限り、その物価の高さは試練でしかないので、いつか就職先がみつかったときに住みたいです。(笑)
スペインとは全く異なる文化を持っていること、福祉先進国であることを考慮すると、その生活の様子はかなり気になります。
⑪ ノルウェー
デンマークに同じです。
ユーロ圏でない分、ノルウェーの物価はヨーロッパ内でも最高レベルに高いので、現地職もしくは貯金なしで生活するのはおそらく現実的に不可能です。
⑫ オーストリア
ウィーンに旅行したことがあり、洗練された上品な空気感が素敵!と思いましたが、果たして自分の性格にこの街が合っているのか!?と考えると、微妙です。
そして物価が高いです。よって却下。
ドイツ語を勉強しつつ、優雅な1年を過ごしたい!という人には、オーストリアは最高だと思います。
⑬ スペイン
現在スペイン第三の都市バレンシア留学中で、1年以上ここに住んでいます。
そしてこの街が気に入りすぎてここでの大学院進学をする予定なので、ワーホリは今のところ考えていません。
生活費は節約すれば7~10万でひと月生活できる上、ラテンの自由で前向きな空気が癖になります。
⑭ ハンガリー
カナダに並ぶ、私のワーホリ筆頭候補、ハンガリー。
かつてプラハの宿で知り合った日本人にそのことを言ったら、
「いるんだね、ハンガリーにワーホリしたい人。」
と驚かれました(笑)
理由は自分でも上手く表現できないのですが、ブダペストという街が、とにかく好きなのです…。
ハンガリー語は全くわかりませんが、それでも住んでみたい!と強く惹かれています。
物価は、スペインよりやや安いので、今より少し余裕のある生活ができる…と期待。
ネックになっているのは、反移民感情の高まりから、アジア人への差別があるのでは?という点です。
旅行中は感じたことがなかったのですが、せっかく大好きになった街を嫌いになってしまったら悲しいなぁ、と。
⑮ スロバキア
スロバキアはブラチスラバに行ったことがあり、なかなかのんびりした空気が好きだったのですが、旅行中、ここで何をして過ごせばいいんだろう…という気持ちになってしまったので、今回は除外します。(笑)
観光の見どころはそこまで多くないのと、首都とは思えないくらいコンパクトな街でした。
⑯ ポーランド
ワルシャワとクラクフを1週間かけて一人旅したことがあり、物価が安いこと、スペインの生活スタイルからはかなり異なることは魅力的な点です。
しかし、旧共産主義国にありがちは、なんとなくうす暗い雰囲気が常に街に漂い、観光施設の従業員も笑顔がない、挨拶もない、「お、怒ってる…?」という感じの人が多かったので、みんなノリノリで働くスペインとの違いにかなりショックを受けました。
クラクフはワルシャワよりはやや明るい街だったので、もしポーランドワーホリをするならクラクフを選ぶと思います。
⑰ ポルトガル
ポルトガル語は、巨大なブラジル市場で活かせる今「旬」な言語であり、スペイン語と似てる部分も多いので、スペイン語話者にとっては習得しやすいらしいです。
また、1週間程度ポルトガルをふらふらしたときに、第二の都市ポルトがとっても気に入り、いつかここに住みたい!と思いました。
物価も、スペインよりやや安いです。
ただ、ネックなのは、ポルトも首都リスボンもめちゃくちゃ坂が多く、生活するのが大変そうな点。
あとは、ポルトガルはスペインのお隣の国ということもあり、文化がかなり似ているので、少し退屈かも?と思っています。
とどめの一撃は、ポルトガルワーホリはなぜか残高証明が200万円程度必要で、貯金ゼロ&働きながらの滞在を考えている私には、ちょっと実現不可能なので、除外です。
⑱ チェコ
チェコの首都プラハはなぜか通算3度も訪れているのですが、まだまだ全部を見尽くせていない、本当に見どころの多い街です。
プラハの物価は、観光中心地を避ければ比較的安く、都会っぽさと親しみやすさの両方を兼ね備えた素敵な街だと思います。
ただなんとなくブダペストと比べたときに、プラハよりブダペストの方が自分に合っているような気がして、私の中でブダペストのバーター的な立ち位置にいます。
⑲ アイスランド
豊かな自然景観、オーロラなどがひそかに欧州トラベラーに人気のアイスランドですが、とにかく、とにかく、物価が高いらしく、ちょっと厳しいかなーという感じです。
あとは、スペイン留学初期にシェアハウスで一緒だったアイスランド人の女の子が少し高圧的で怖かったので、なんとなく苦手意識があります(笑)
⑳ 韓国
韓国は日本と文化が似ていて、あまり新鮮な感じがしないので、パス!
でも韓国料理を食べに行きたい…
㉑ 台湾
韓国同様、文化が近いので、そこまで新鮮な生活にはならないかな~。
アジア圏に住むとしたら東南アジアがいいな…
韓国、台湾、中国は旅行で行きたい!
㉒ 香港
韓国、台湾に同じです。
中国語を勉強してみたい気持ちは少しありますが…
㉓ リトアニア
バルト三国の中で、一番のお気に入り、リトアニア。
ビリュニスは首都とは思えないほど穏やかでのほほんと時間が過ぎ、街の中にも緑がたくさんあって、癒される街でした。
物価も安く、優雅だけどどこか庶民的な街もとっても好みでした。
暗くなってからも治安の不安を感じることなく過ごせたので、住みやすそう~と思う反面、ここに住んだら一体なにして遊ぶんだろう!?と思いました。
候補の一つではありますが、可能性低し。
㉔ エストニア(2020年2月末現在 情報公開待ち)
おととし、エストニアに滞在した計4日間、私は熱を出しほぼ全く観光できなかったので、タリンにもう一度行きたい…という気持ちがあります。(笑)
物価はそこまで高くなく、生活しやすいのだろうなと思うのですが、なんとなくそこに住んでいる自分を想像できないのです…熱出してた記憶しかないから…
㉕ オランダ(2020年2月末現在 情報公開待ち)
オランダは物価が高いので、難しいかな~と思っています。
あとは、アムステルダムに数日間滞在した際、「ヨーロッパの大都市」特有の少し緊張感ある感じが苦手だったので、今回は除外。
観光するには、街は素敵で見どころ多いです!
㉖ スウェーデン(2020年2月末現在 情報公開待ち)
ノルウェー、デンマークに同じ。
今回の物価が安めの国、という条件に合わないのでパスです。
まとめ:カナダかハンガリーのいずれかにワーホリする…と思う
書いていて思ったのが、私の心は割とすでにカナダとハンガリーの二択まで来ているのだなと。
26か国分も勝手なことをだらだらと書いておいて何をいっているんだ、という感じですが。(笑)
気候、お金、語学など、もう少し慎重に将来の計画を立てながら、慎重に行先を決めたいと思います!
みなさんも、じっくり条件などを考慮して、納得のいくワーホリ先を見つけてくださいね。
ともに頑張りましょう!
以上、ワーホリ協定国26か国を勝手に比較、でした。
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