クリスマスマーケットの本場と言えばドイツ!
そんなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
12月になると、世界各地で開催されるクリスマスマーケットですが、中でもドイツのクリスマスマーケットは、世界中の観光客を魅了してやみません。
そんな中でも「世界最大」との呼び声高いのが、この「ニュルンベルク」のクリスマスマーケットです。
中世の面影を今なお残すその街並みはもちろん他の季節でも美しいのですが、クリスマスシーズンにしか見られないニュルンベルクの魅力があります。
今回は、そんなニュルンベルクのクリスマスマーケットについて、2019年の最新情報をたくさんの写真とともに徹底解説していきます!
クリスマスマーケットとは
日本でも最近、各地で開催されるようになったクリスマスマーケット。ドイツ語ではWeihnachtsmarktと呼ばれます。その歴史は古く、後期中世にまで遡ります。
当時のヨーロッパのドイツ語圏を中心に、東部フランスを含む神聖ローマ帝国で行われたキリストの生誕を祝う習慣が起源とされていますが、現在ではこの範囲に限らず世界各地で開催されるようになりました。
世界最古のクリスマスマーケットはドイツのドレスデンで行われた1434年のものと言われています。
中でもニュルンベルクのクリスマスマーケットは世界的に有名で、その規模は世界最大級であり、毎年世界中から多くの観光客が訪れています。
クリスマスマーケットは、広場などに設置された複数の露店を指し、それぞれのお店ごとに飲食物やクリスマス飾り、お土産品など、様々なものを販売しています。
ニュルンベルクでは、180以上もの露店が軒を連ねる、世界最大の名に恥じないクリスマスマーケットが毎年開催されています。
ニュルンベルクってどんな街?
ニュルンベルクはドイツの中心からやや南西に位置する都市で、国内で14番目に大きい都市です。
交通の便は比較的よく、ミュンヘンからドイツの高速鉄道ICEで1時間弱、首都ベルリンからでもICEで3時間弱で行くことができます。
中世の雰囲気を残す町並みは、クリスマスシーズンでなくとも人気の観光地となっています。
街の象徴的建造物であるニュルンベルク城(カイザーブルク)は、中世の様相を現代に残す街の重要なシンボルです。
そのほかにも、旧市街をぐるっと囲む城壁は、古くからの赴きを残しており、周辺を歩くだけで歴史を感じられる見どころの多い街と言えます。
しかし、これらの多くは第二次世界大戦以降に再建されたという歴史もあり、戦災によって甚大な被害を受けながらも力強く復興してきた街でもあります。
ナチス政権が最初の大会を催した歴史があるため、ナチス政権の要人を裁くために行われた『ニュルンベルク裁判』も有名です。
ニュルンベルククリスマスマーケット情報:開催時期
2019年は11月29日から12月24日のクリスマスイブまでの開催となっています。
露店は、開催期間中毎日10時から21時まで開いています。
最終日の12月24日だけ10時から14時までとなっていますので、ご注意ください。
ニュルンベルクは雨の多い街ですが、よほどの大雨でない限りは閉まることはないようです。
From 29 November to 24 December 2019
Monday to Sunday 10:00 a.m. – 9:00 p.m.
December 24th, 2019 10:00 a.m. – 2:00 p.m.
※公式HPより
最新の情報はこちらから☞ Nürnberger Christkindlesmarkt
ニュルンベルククリスマスマーケット情報:エリアマップ
ニュルンベルクの観光ガイドによれば、旧市街エリアのクリスマスマーケットは9つのエリアに分けられています。
最も規模の大きいクリスマスマーケットは①のエリアで、Hauptmarkt(中央広場)で開催されます。
いずれも徒歩で問題なく移動できる範囲なので、メトロや地下鉄を使用せずにマーケット巡りを楽しめます。
ニュルンベルククリスマスマーケット情報:アクセス
それぞれの公共交通機関からのアクセスは以下の通りです。
【ニュルンベルク中央駅から】
中央広場までは徒歩15分です。
石畳で若干坂がありますが、健康な人であれば歩いて行ける距離です。
【長距離バス乗り場から】
長距離バスの停留所は中央駅から近いので、同様に15分定程度で着くことができます。
【ニュルンベルク空港から】
直接行く場合は、Uバーン2に乗り、20分程度で向かうことができます。
降りる駅はWöhrder WieseかHauptbahnhofです。いずれの駅からも、徒歩15分程度です。
ニュルンベルククリスマスマーケット情報:エリア解説
もう一度地図を見てみましょう。
この地図によると、全体で9つのエリアに分かれていることになっています。
実際は、①、③、⑨を抑えておけば、ニュルンベルクのクリスマスマーケットの雰囲気をだいたい抑えることができます。
②⑤⑥⑦は①とほぼ同じエリアにあるので、周辺をぶらぶらしているうちに見終えてしまった、という感じになります。
⑧は、飲食系の露店が若干並んではいますが、そこまで規模は大きくないので、時間がない人はパスしてもよさそうです。
①中央広場、大迫力のメインマーケット
ここ行っておけばまず間違いない!という、メインのマーケットエリアです。
たくさんの露店が並んでおり、飲食も可能です。
土産屋さんが6割、食べ物屋さんが4割くらいでしょうか。
他の都市のクリスマスマーケットに比べても、道が広く確保されているのでゆったり見ることができます。
③子ども向けのクリスマスマーケット
たくさんの子連れで溢れるこのエリア。
お子さん連れの方にはぜひおすすめしたいエリアです。
遊園地のようなアトラクションや、子ども向けの食べ物、体験型のイベントなどもあります。
⑨城壁近くのこじんまりしたクリスマスマーケット
大きくはないですが、中央広場とはまた異なる可愛らしい雰囲気があるので、時間がある方にはぜひ足を運んでもらいたいエリアです。
以上の3つのエリアがメインとなっています。
中央駅方面から来る人は、まず⑨のエリアを散策してから③、①の順に進むと効率よく全体を見て回れると思います。
公式サイトによれば、全体で180もの露店が並んでいるそうですが、その大半が①の中央広場エリアに集中しています。
もし見る時間が限られている!という人がいれば、ひとまずは中央広場に直行しましょう!
まとめ:中央広場がメイン。アクセスも良好!
ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、こじんまりしたエリアに見どころが密集しているので、効率的に回れば短い時間でも十分に楽しむことができます。
ただし、昼と夜では雰囲気がだいぶ異なるので、ゆっくり時間をとって両方を散策するのをおすすめします。
以上、ニュルンベルクのクリスマスマーケット2019年最新情報でした。
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