2020年5月12日現在。在住者がコロナで封鎖中のスペインの現状をリポート

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日記
この記事を書いた人
はな

2019~2021年までスペインで語学留学。2021年秋からはイタリアで美術史修士課程。スペイン語 Dele C1, 英語 IELTS 6.5。社会人留学、語学学習ときどき旅行についてまとめています。趣味は美術館・教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。

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スペインで新型コロナウイルスによる外出禁止が始まって早2か月が経とうとしています。

今回の記事は、現在スペインのバレンシアに住んでいる筆者が街の状況や今感じていることを日記のような形でまとめたものです。

ちなみに初回は2020年3月20日、次が4月2日、4月20日にも同じような記録を残しているので、今回は4度目の記録ということになります。

最新版はこちら。

これまでの記録は以下のリンクからどうぞ。

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5月12日スペインのコロナ感染者情報

スペインにおける感染者の現状は、以下の通りです。

陽性者数 228.030
死亡者数 26.920
回復者数 138.980
2020年5月12日現在

引用元:“Situación de COVID-19 en España”,Gobierno de España

前回筆者がこの記事を書いたとき(4月20日)に報告した数字は以下の通りでした。

陽性者数 200,210人
死亡者数 21,852人
回復者数 80,587人

3月26日ごろのピーク時に比べると、かなり状況は改善されたと言えます。

最新のスペインの新型コロナウイルスの状況を確認したい方は、スペイン政府新型コロナウイルス関連ページへどうぞ。

コロナによる外出禁止は3~4度の延長

前回の記事で詳細を述べましたが、スペインでは3月16日に外出禁止令が発令されてから、公式には3度の延長が発表されました。

2週間ずつじわじわ延長がされたので、「あと少し待てば…」と思っていたところ、「やっぱりまた…」となり、精神的にきつかったです。

後述しますが、この記事を書いている5月12日現在では、スペイン国内の感染者が少ない地域から、段階的に制限解除が進められています。

4月26日より:子どもの外出が可能に

4月26日(日)午前9時より、14歳以下の子供の外出が可能になりました。

日本に比べてかなり大きな新型コロナウイルスの感染拡大があったスペインでは、外出禁止が始まった3月16日から、子どもたちは一切外に出ることが許可されていませんでした。(病院などを除く)

長期間家の中に閉じこもっていることが子どもの心身の健康に影響する可能性もあり、子どもたちの外出許可が最初に出たようです。

①大人の同伴は1人まで
②1日に1度
③最大1時間
④自宅から1キロ以内の範囲

という制限付きです。

大人1人に対して最大3人まで子どもを連れて出ることができ、同伴者は同居している人に限定されます。

さらに、時間は午前9時から午後9時までで、他者とは最低2mの距離を保つ必要があり、他の子どもたちと遊ぶことは禁止です。

なお、スペインでは犬の散歩は外出禁止中も許可されていたので、犬と子どもに優しい国なのだなと思いました。

5月2日より:制限付きの散歩が許可

本当はこのタイミングで一度記事を作成したかったのですが、気分が乗らず…

これまでスペインでは「不要不急の外出」が”禁止”されており、監視(?)のヘリコプターが飛んでいるほどでした。

ビールだけを購入しに行った人が罰金を取られるなど、制限はかなり厳しいかったです。

しかし、5月2日から、買い物以外の目的で散歩が可能になったのです!

時間帯は朝6-10時、夜20-23時の間に限定されていますが、好きな場所にでかけることができるのは本当にうれしかったです。

始めて散歩に出かけた日、それまで50日近く家に引きこもっていたので、かなり体力が落ちていて驚きました。

マスクをしているとはいえ、徒歩10分の近所の公園まで歩いて向かったところ、苦しくて息切れしました。

そして筋肉痛になりました。

日頃から運動をしていたわけではありませんが、ここまで自分に体力がないのか…と少し悲しくなりました。

5月11日より:スペイン国内は段階的解除へ

そして、昨日から、スペインでは段階的に制限の解除が開始されました。

簡単に説明すると、以下のような形です。

フェーズ0:朝夜の散歩のみ可能
フェーズ1:10人以下の会合、飲食店のテラス席の一部が解放
フェーズ2:飲食店の屋内営業(人数制限付き)、幼児教育機関再開

フェーズ3:飲食店通常営業開始(キャパシティは1/3まで)

これらの段階を踏み、スペイン政府は2020年7月末までの全体での制限解除を目指しています。

もともと失業率の高く強固な経済基盤のないスペインでは、一刻も早く経済活動を再開したいんだろうと思われます。

加えて、国の収入の12%を観光が支える観光大国でもあるため、観光客ゼロのこのような状況はかなり痛手です。

夏までにはある程度の活動を再開(もちろん制限付きだとしても)し、バカンス客を少しでも呼び込みたいのかもしれません。

スペインのいくつかの都市では、5月11日からこのフェーズ1に入り、街に少しずつ活気が戻ってきているようです。

コロナ感染者の多い都市部は対象外

なお、筆者が住んでいる地域はこの対象に入っておらず、制限解除はありませんでした。

特に、他の国の感染拡大の傾向と同じように、都市部で多くの感染者が出ているスペインでは、バルセロナ、マドリードなどの大都市はまだ制限解除にはほど遠いように思えます。

とはいえ、他の街に住んでいる人が外に出かけたり、バルに人がいる(かなり席が少ないとしても)映像を見ると、本当に安心した気持ちになります。

フェーズは2週間程度ごとに更新されるとされており、みんな外出ができるようになるのを待ち望んでいます。

日本に帰れない状況

実は筆者は、ビザの問題があり、日本の帰るための飛行機を予約していました。

一回目は5月5日、二回目は5月13日(つまり明日)、それぞれ異なる航空会社で予約をとっていましたが、どちらもキャンセルになりました。

欧州から日本へ帰ることのできる選択肢はもういくつかのエアラインに限定されていて、その上、スペインからの乗り継ぎ地点へ向かう飛行機が飛ばないというのが現状です。

同様に、期限の近いビザで滞在しているのに出国できない人もおり、単純な新型コロナウイルスの恐怖だけでなく、様々なストレスを感じる日々になっています。

緊張感が薄れ始めている?

スペインに限らず日本でもそうかもしれませんが、人によって警戒態勢にかなり温度差があると感じます。

筆者はかなり神経質に買ったものを一つ一つアルコール消毒したり、帰宅後はすぐにシャワーを浴びたりしています。

しかし、シェアハウスが一般的なスペインでは、一人で注意を払っていても、同居人がずさんな対策をしていては、感染は一気に広まってしまうでしょう。

最初の頃は神経質に警戒した人々も、もう2か月目近くなったということで、気が抜けてきているように感じます。

このままスペインでも感染者が減ってくれることを願うばかりです。

まとめ:50日外に出ないと30分歩くだけで筋肉痛になる

散歩で筋肉痛になったのは、虫垂炎で一週間入院したとき以来です。

世の中がどのように変わっていくかわからない状況で、精神的に疲れてしまうこともありますが、なんとかあと少し頑張ります。

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