失敗知らず!海外でもお鍋でお米を炊く方法!【全行程写真付き】

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スペイン留学
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はな

2019~2021年までスペインで語学留学。2021年秋からはイタリアで美術史修士課程。スペイン語 Dele C1, 英語 IELTS 6.5。社会人留学、語学学習ときどき旅行についてまとめています。趣味は美術館・教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。

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留学が旅行、仕事など、様々な理由で海外生活をされている方の中には、たまには日本で食べるような白米を食べたい!と思う方も多いはず。

でも炊飯器がないと炊けないんじゃ…
鍋で炊くのは難しそう…

私も留学初期は同じような不安を抱いていました。

そこで、今回の記事では、海外にいてもお鍋で簡単にお米を炊ける方法をご紹介します。

この方法でほぼ失敗なく炊けます!

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海外でのお米の選び方

まずはお米の選び方を簡単にご紹介します。

お気に入りのお米を見つけるのは簡単ではありませんが、本格的な味を追求するなら、近所のスーパーではなくアジアンスーパーを狙いましょう。

大都市であれば、中国人経営のアジアンマーケットに日本のお米が売っている可能性大です!

そうでなく現地のスーパーで探される方は、

長いもの<丸いもの
色付きのもの<白いもの

を選びましょう!!

現在スペインに住んでいる筆者は、イタリア産の「HANABI」というお米を気に入って食べています。

1㎏300円なので、何故か日本より安いです…

海外でお米を炊くのに必要なもの

お米を炊くのにはそこまで複雑な器具は必要ありませんが、最低限これさえあればなんとかなる、というものは下記の5点。

お米
・水(ミネラルウォーター推奨)
・蓋つきの鍋(なければフライパンでも)
・計量器
・コンロ

加えて濡れ布巾があるとなお良いですが、なくても問題ありません。

火加減が見やすいのでコンロの方がいいような気もしますが、IHでも問題ないです!

お米の炊き方の流れ

それぞれの工程を説明する前に、簡単に全体の流れをご説明します。

・お米をとぐ
・浸水させる
・強火(中火)で沸騰させる
・弱火で10分炊く
・火からおろして7分待つ

浸水の工程に時間がかかります(30分~1時間)が、作業時間自体はそこまでかかりません

慣れれば、おかずを作りながら同時進行でお米を炊けるようになるので、そこまで面倒な作業ではないと言えます!

お米の量を量る

この時、炊飯器のときのように1合、2合などにこだわる必要はありません。

一回の食事量は、女性は平均100g、男性は平均180g程度だそうです。

ちなみに1合は180gです

私は一度に300gくらい炊いて、3~4回に分けて食べます。

お米をとぐ

私は、いつも洗う水が半透明になるくらいまでと決めています。

回数で言うと、だいたい3~4回程度です。

海外のお米は強く洗いすぎると割れてしまうことがあるので、なるべく力をかけず、シャカシャカ指でかき混ぜるようにして洗います。

スペインは水道水を飲むことができるといわれているので、私は水道水で洗っていますが、そうでない地域にお住まいの方はミネラルウォーターで行いましょう。

炊く際に入れる水はミネラルウォーター使ってます!

水を入れる

これがとっても重要

スペインで私が使用しているお米は、日本のお米に比べて若干柔らかくなりやすいので、水の量をお米に対して1.1~1.2倍にしています。

お米100gなら水110~120ml
お米400gなら水440~480ml
という感じです!

神経質になる必要はありませんが、出来上がりの様子に合わせて次回以降調節しましょう!

私が使っているお米の場合、1.1倍で炊くと鍋底におこげが広範囲ででき、1.2倍だとやや柔らかめに炊き上がります。

浸水で1時間放置

といだお米に計量した水を加え、夏なら30分、冬なら1時間待ちます。

お米の粒が全体的に白濁し、水が透明になったら準備オッケーです!

この行程を怠ると、出来上がりのお米のふっくら感に差が出るので、面倒ですがぜひ飛ばさずに行ってほしいです!

失敗する確率がぐっと下がります。

ちなみに長く漬け込みすぎても問題はありません。(半日とかはさすがに長すぎるかもしれませんが…)

お米を火にかける

この行程では、お米から目を離さずに近くにいる必要があります!

付け込んでおいたお米を強火にかけ、沸騰するのを待ちます

炊くお米の量が200g以下の場合は、中火でもOKです。

この時、必ずフタをした状態で加熱します。

ぴったりはまってしまうタイプのフタよりも、このように載せるだけのタイプの方が、沸騰したときにわかりやすいのでおすすめです。

このとき、気になっても絶対にフタをあけてはいけません。

沸騰したら、すぐに弱火に!

ここはスピード勝負です。

沸騰したら、鍋のフタがカタカタ音をたてはじめるので、それが聞こえたら一気に火を弱火にします。

気づかずに放置してしまうと、お米が焦げてしまうことがあるので、タイミングを見逃さないよう、鍋から離れないようにしましょう。

弱火に変更したのと同時に、アラームを10分にセット!

フタの横から吹きこぼしがあっても、それは上手くいっている証拠なので、心配しないで大丈夫です。

この間に、火から鍋を下したときに使う濡れ布巾を用意します。

火からおろして7分蒸らす

10分経過したら、鍋を火からおろします

ちゃんと火が通っているか不安な人は、フタをすこ~しだけ開けて、状態を見てみましょう。

本当は開けないのが理想ですが…!

お米の周辺に水分や泡が残っている状態であれば、もう少し待つ必要があります。(30秒程度)

そうでなければ、フタをもとの位置に戻し、もう一度カタカタしている状態に戻ったことを確認してから、火を止めます。

その後、すぐさま先ほど用意した濡れ布巾の上に載せます

濡れ布巾はなくれも問題ありませんが、そうすることでお米がなべ底からはがれやすくなります!

今度は7分のアラームを設置し、あとは待つだけです!

完成!

7分が経過したら、完成です!

全体を一度かき混ぜます。なべ底に若干おこげがある程度だと、ちょうどよく炊けたことになります。

まとめ:意外と簡単。慣れれば失敗もない!

日本の友達や家族に「鍋でお米炊いてる」と言うと、えー!すごい!と反応されます。

しかし実際慣れれば、そこまで難しいことはないし、むしろ自分が食べたい分だけ炊くことができるので、便利な部分もあります。

このスキルさえあれば、世界中どこにいても(水と火さえあれば)お米を食べることができます!

ぜひ、人生の一つのスキルとして挑戦してみてください。

以上、海外でもできるお米の炊き方でした。

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