留学準備を進めている中で、実際に現地での生活を想像してみても、どのような問題が起こりえるか、すべてのイメージを掴むのは難しいですよね。
ビザの申請や、語学力アップなどはなんとなくやるべきことがわかるけど、他にやった方がいいことってなんだろう…と考えている方に。
今回は、実際に長期留学に来てみて感じた、やっておいて良かったことをまとめました。
仕事を辞めて留学する人がやっておくべきことについて詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
留学前にやってよかったこと①:歯医者
虫歯がなくても検診へ
皆さん口を揃えて言われていることですが、渡航前に絶対に歯医者さんに行ってください。
海外旅行保険の加入が義務付けられているエリアへの渡航であっても、歯科は対象外もしくは全額保証ではない可能性があります。
現地で虫歯になってしまうと、膨大な治療費がかかる場合もあるので、日本の保険がきいているうちに診察に行きましょう!
しかも、もし万が一虫歯があって治療に時間がかかる場合、数週間に及ぶ場合もあります。
早めに検診に行ってください!
歯の治療は時間がかかる
ちなみに私は、会社の定期歯科検診で毎回A評価にも関わらず、留学を決めてから毎晩15分近く歯磨きをしていました。(スペインでもしています。)
が!!!なんと虫歯が9個もありました!
7つは極軽度でしたが、2つはこのまま一年放置は危険というレベルの虫歯でした。ほんとうに歯医者行ってよかったです。
「今痛くないから大丈夫…」なんて慢心は捨てましょう!
痛いまま渡航した苦い思い出
私は渡航ぎりぎりに検診に行ったので、治療の時間があまりなく、2日連続で歯医者に行きました。
しばらくかなり痛かったです…。(治療による痛み)
治療がうまくいかなかった場合、もう一度歯医者にいかなければならない…なんてことも、あり得えますよね。
現状、歯に不安がない人でも(自信がある人でも)長期で留学・ワーホリに行く際はいきつけの歯医者さんに一度検診で行っておくことを心からおすすめします。
留学前にやってよかったこと②:SIMロック解除
同じスマホを使う人は必須!
これはやってよかったというか、ある意味マストですが…
日本で使っているスマホをそのまま継続利用する予定の人は、出国前に必ずSIMロック解除の手続きをしましょう!
SIMロックの解除は、通信会社の窓口に行くと簡単に行うことができます。
プリペイドSIMを現地で使うために
多くの人は、現地のプリペイドSIMを購入して、それを使って通信する予定でいると思います。
しかし、これをするためには、現在使用しているスマホがSIMロック解除されているという条件が必要です。
iPhoneを使っている人は、SIMロック解除できるのはiPhone6s以降ですので、ご注意ください。
1年間の留学で持って行ってよかったものについて詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
留学前にやってよかったこと③:デビットカードを作る
デビットカードとは
これも絶対にやった方がいいことの一つです。
現地で銀行口座の開設が必須になっている人は別ですが、日本の口座から現金を引き出す際に必要になります。
デビットカードとは、預金口座とリンクした決済用カードで、クレジットカードと異なり決済時にその場で銀行口座からお金の引き落としが行われます。
クレジットカードじゃだめなの?
と、私も最初思いましたが、海外ATMでクレジットカードから現金を引き出した場合、「キャッシング」という扱いになり、毎月返済手続きをしなければいけなくなります。
もし一年間返済せずにお金を借り続けたら、利子がとんでもないことになってしまいます。
クレジットカードと同じように使える
私は現在デビットカードを通常のクレジットカードのように日常的に使用しており、もはや他のクレジットカードを使っていないレベルです。
私がもっているのは、三菱UFJ銀行のVISAデビットですが、いまのところヨーロッパ内で不自由したことはほぼありません。
ただ、決済時にデビットカード不可の場合もあるので、通常のクレジットカードを他に2~3枚持っておくことをおすすめします。
留学前にやってよかったこと④:銀行のアプリをDL
意外と知られていない?銀行アプリ
これは意外と他の情報サイトに載っておらず、自分が実際やってみてよかったなと思っていることですが、銀行のアプリがあるととっっっても便利です。
手続きは少々複雑なので、不安な人は銀行の窓口でやるのがおすすめです。
今回は私の使用している三菱UFJ銀行のアプリについてご紹介します。
(三井住友銀行、みずほ銀行などの大手銀行には同様のアプリがあります。)
複数の口座間の預金の移動ができる
多くの人は、メインで使用する口座と、貯金用などの複数の口座を持っていると思います。
そして、それらのお金を移動させる際は、銀行かATMで手続きをされていると思います。
これらの銀行アプリがあると、自分が登録している口座間のお金の移動が、オンラインで簡単に行えます。
すぐにATMに行けない海外在住者にとっては意外と便利です。
海外から残高確認ができる
家計簿アプリなどを使用している人はわかると思いますが、預金口座とアプリを連動させることで、現在の銀行口座の残高がいくらあるかをその場ですぐに確認することができます。
どのような出入金があったかもその場でわかるので、日本での引き落としがスムーズに行われているかも確認できます。
海外から振り込みができる
地味にこれが嬉しかったのですが、海外から振り込みができます。
あまりないシチュエーションかもしれませんが、どうしても日本の口座から振り込みをしなければならないときに、家族に頼んだり人の助けを借りたりせずにオンラインのみで自力で簡単に行うことができます。
スペイン留学にかかる一か月の費用について詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。
留学前にやってよかったこと⑤:有料辞書アプリをDL
日本人留学生の電子辞書率の高さ
留学に来て、クラスに日本人っぽいなと思う子がいたとして、それを見極める方法はズバリ「電子辞書を使っているかどうか」です。
台湾人のクラスメートにも、「電子辞書使ってない日本人初めて見た」と驚かれたくらい、みんな使っています。
授業などに使うにはいいですが、外出中などに咄嗟に調べたときや友達といるときにどうしてもわからない単語があるときは、スマホアプリがあると非常に便利です。
有料アプリがおすすめ
電子辞書を使い慣れている人は問題ありませんが、私は電子辞書を持っていなかったので、スマホにアプリをダウンロードしていました。
ちなみに「スペイン語-日本語」「英語-日本語」「英語-スペイン語」の3種類です。
無料アプリでもいいものはありますが、本気で勉強するなら圧倒的に有料のアプリをおすすめします。
それぞれ3,000円程度でしたが、オフラインでも使える上、語彙数が充実しているので便利です。
疑問はその場ですぐに調べる
個人的には会話の中で不明な単語がある場合、さっと意味を調べたりします。
スペルがわからない場合は、聞いた音をそのまま音声入力もできるし、時間がない場合はスクショしておけば後で確認できます。
どのレベルを目指すかによりますが、B2以上のレベルを目指すのであれば、Google翻訳や無料アプリでは限界があると個人的には思います。
まとめ:少しの手間で、のちの生活が快適に
今回この記事でご紹介したのは、留学に絶対に必要!というものばかりではありません。
しかし、この5つをやっておいたことで、私の留学生活のストレスが軽減されているのは事実です。
日本にいる家族や友人に手伝ってもらえば、銀行関連の手続きもできないことはないし、歯医者も渡航先で行けないわけではないし、買おうと思えばスマホも買えます。
しかし、「語学学習」などの留学の目的にしっかり集中して過ごすためにも、これらの準備を日本にいる間に行うことで、余計なことに時間を割かずに済みます!
個人によってニーズが違う部分もあると思いますが、ぜひこれらの5つの点について、留学前にチェックしてみてください!
以上、留学前にやってよかったことでした。
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