ランゲージエクスチェンジのやり方徹底解説!活用方法と注意点【言語交換】

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語学習得
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はな

2019年よりスペイン・バレンシア在住。英語・スペイン語話者。
社会人留学、語学学習ときどき旅行についてまとめています。趣味は美術館・教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。

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外国語を学びたいと思っている人にとって、ネイティブスピーカーとの会話練習の機会を作ることは簡単ではありません。

留学や英会話スクールに通う方法もありますが、なんとか安く済ませたい…

そんな人におすすめなのが、ランゲージエクスチェンジです!

今回の記事では、日本とスペインで2年以上ランゲージエクスチェンジを続けてきた筆者が、やり方と効果的な活用方法、注意点について徹底的に解説していきます!

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ランゲージエクスチェンジとは

始めに、ランゲージエクスチェンジがなんなのかをざっくりと説明します。

ランゲージエクスチェンジとは日本語で「言語交換」とも言われ、自分の話せる言語を相手と話してあげる代わりに、相手に自分の学びたい言語で話してもらうという学習方法です。

英会話スクールなどと異なる点は、基本的に費用が発生せず(参加費やドリンク代がかかる場合もあります)にネイティブとの会話の機会をゲットできるということです。

その対価が「日本語での会話」ということ!

ランゲージエクスチェンジには、ネイティブの自然な会話スピードや表現に触れることができたり、運がよければその人と友達になれたりなど、たくさんのメリットがあります。

メリット、デメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

ランゲージエクスチェンジを始める前に

ランゲージエクスチェンジを始めるためには、少しだけ準備が必要です。

それは、最低限の語学力を身に着けておくことです。

いくら場に飛び込むべきと言っても、単語も動詞もほぼわからない状態でネイティブと会話をしても、いたずらに時間が過ぎてしまうだけです。

そのため、まずは基礎文法と単語を学び、相手がゆっくり丁寧に話してくれれば(もしくは文章を書いてくれれば)なんとか理解できるというレベルまで持っていきましょう!

ただし、謙虚になりすぎて「まだまだだからもう少しできるようになってから…」と思ってしまうといつまで経っても会話の練習はできません。

ここで言う最低限とは、ヨーロッパ規格のA2レベル程度です。

文法をすべて理解している必要はありません。

学びたいと思っている言語が英語である場合、中学校から基礎の文法を勉強していると思うので、ランゲージエクスチェンジを始める前にざっくりと復習をするだけで十分だと思います。

ランゲージエクスチェンジのやり方

ランゲージエクスチェンジをする方法はいくつかあります。

  1. 言語交換アプリを活用する
  2. ランゲージエクスチェンジイベントに参加する
  3. SNSで日本語学習者を探す

それぞれについて、詳しく説明します!

言語交換アプリを活用する

言語交換アプリの中で、実際に筆者が活用していたのは「HelloTalk」と呼ばれるアプリです。

このアプリは、自分の学習したい言語を設定し、その言語をネイティブ、もしくはネイティブレベルに話せる人とマッチすることができる仕組みになっています。

学習したい言語が1つだけの場合、なんと無料!

2つ以上の言語を言語を学びたい場合は有料です。

料金表は以下の通り。

1か月:600円/月
1年間:4,000円/年
無期限:8,800円

筆者はスペイン語と英語を両方同時に勉強していたので1年を購入して利用していましたが、有料会員には他にも様々な特典があり、なかなかよかったです。

言語アプリの良い点は、この5つです。

  • 世界中の人と知り合える
  • メッセージからスタートできる
  • 間違いを添削してもらえる
  • 費用がほぼかからない
  • たくさんの人と知り合うことができる

アプリなので、世界中の人と連絡をとることができます。

直接会って話をするのは恥ずかしい!

と思っている人も、アプリを通してランゲージエクスチェンジを行えば、メッセージや通話から連絡を取り始めることができます。

欧米では、メッセージアプリで連絡を取る際、テキストを打つ代わりにボイスメッセージを送る人が結構います。

HelloTalkでもボイスメッセージ機能があり、いきなり電話は緊張するという人でも、気軽に自分の言葉をネイティブに届けることができます。

相手からの返事が外国語で返ってきた場合も、ボイスメッセージなら何度も聞き返すことができるので安心です。

自分のメッセージも何度でも撮りなおすこともできますよ!

イベントに参加する

アプリ以外のランゲージエクスチェンジの方法としては、近場で開催されているランゲージエクスチェンジイベントに足を運ぶことも有効です。

筆者はこれが一番楽しかったです!

ランゲージエクスチェンジイベントを探すには、ネットで「大阪×ランゲージエクスチェンジ」「横浜×国際イベント」などで検索してみるといろいろ情報が見つかります。

ランゲージエクスチェンジをたくさん紹介している「Meetup」というアプリでも、幅広いイベント情報をゲットして参加申し込みをすることができるので、ぜひチェックしてみてください。

余談ですが、筆者は海外旅行先でこのMeetupで見つけたイベントに参加することもあります。ローカルの人たちと知り合うこともできて結構楽しいです!

ランゲージエクスチェンジイベントの良い点は以下の4つです。

  • 絶対に話さないといけない環境
  • 語学学習の意識が高い人が集まる
  • 親密な関係を築きやすい
  • 同じ言語の学習者とも知り合える

ランゲージエクスチェンジイベントに直接足を運ぶということは、ネイティブと直接その言語で会話するチャンスをゲットできるということです。

イベントの性質上、語学学習に対して意識が高い人が集まる可能性が高いです。

そのため文法を間違えてしまったりうまく話せなかったりしても、やさしく指摘してくれる人が比較的多いのもポイントです。

また、直接会って会話をするという特徴から、親密な関係を築きやすいという特徴もあります。

気が合う人がいれば、連絡先を交換して後日遊びにいくなどのパターンも大いにあり得ます!

最初は緊張するかもしれませんが、慣れれば楽しみながら語学学習のできる最高のアクティビティとも言えます!

SNSで日本語学習者を探す

他の方法に比べるとややハードルの高く感じる方法ですが、実はSNSで言語学習パートナーを探すことも不可能ではありません。

例えば、Instagramでは #learnjapanese #learningjapanese などのハッシュタグをつけて投稿している日本語学習者を見つけてDMを送ってみるのもアリです。

ただ、相手の立場になって失礼のないような態度をとることが重要です。

「教えて!」という言い方よりも、あなたの日本語学習をお手伝いするから、私の学習にも少し協力してほしい、という感じの内容が好ましいです。

ランゲージエクスチェンジの活用方法

ランゲージエクスチェンジの具体的な活用方法は、ざっくりまとめると以下の通りです。

  • 時間を決めて交互に会話する
  • 筆記試験対策に文法チェックをしてもらう
  • ランダムに実践会話を行う

ここで一つ重要な点は、相手に「してほしい」ことばかりを伝えるのではなく、お互いがWin-Winになれるような仕組みをつくることです。

相手が自分に何を求めているのかを理解し、また、自分が何を練習したいのかをしっかりと相手に理解してもらう必要があります。

時間を決めて交互に会話する

ランゲージエクスチェンジにおいて会話練習をおこなう際にトラブルになりやすいのが、いずれかの言語でばかり話してしまう場合です。

特に言語のレベルに差がある場合、どうしても意思疎通がしやすい方の言語の比率が高くなってしまいます。

それを防ぐために、時間を決めて言語交換を行うことがおすすめです!

例えば、1時間は英語で会話し後半の1時間は日本語で会話をするなど、あらかじめ時間を決めておけば、どちらかが損をすることなく練習時間を確保することができますよね。

複数人でランゲージエクスチェンジを行う場合も、時間を決めておくとやり取りがスムーズになります。

自分の語学力に自信のない場合は特に、「私なんかのために時間を割いてもらって申し訳ない…」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、自信をもって主張してください。

相手が日本語を学習したいと思っている以上、彼らにとっては1時間ネイティブと会話ができるというリターンに十分価値があります。

自分の番になったら、うまく発言できなかったり会話がスムーズに進まなかったりしても、気兼ねなくたっぷり時間を使いましょう!

筆記試験対策に文法チェックをしてもらう

語学試験の対策方法が難しいものの一つが筆記試験ですよね。

自分では正しいと思って書いていても、実際に合っているのかわからない…

そこで、ランゲージエクスチェンジでつながったネイティブに添削をお願いすることで作文をブラッシュアップすることができます。

この場合も、いきなり相手に「添削お願い!」と提示するのではなく、「対価」を先に提示することが大切です。

例えば、「1時間日本語での会話練習に付き合うから、このテキストの添削をしてくれない?」、「お昼ご飯をごちそうするから添削をしてほしい」などの提案があります。

また、添削を頼む際はなるべく具体的にどのような点を改善したいかを伝えることも大切です。

「文法的に間違ってはいないけど幼稚に見える文章」だったとしても、文法的に間違いがなければ相手は修正してくれませんよね。

そこで、事前に「フォーマルな場面に適した文章を書きたい」など、自分の目標を明確にしておくことで、添削の際により良い書き方を指摘してくれる可能性がアップします。

ランダムに実践会話を行う

相手と自分の両社が心地よいと感じる場合は、ランダムな会話をどんどん進めていくという方法もあります。

実際のところこれが一番多いような気もします…

ランダムに会話を行うと自由度が高く、楽しみながら自然なコミュニケーションを身に着けることができます。

ただし、先述したように、いずれかの言語に偏ってしまう場合もあるので、バランスを意識し続けることが大切です。

初対面の人との会話が苦手な人は、事前に話す内容について簡単に決めておき、自分の得意なトークテーマに誘導するのもアリです。

ランゲージエクスチェンジの注意点

ここまでランゲージエクスチェンジのやり方や活用方法を紹介してきましたが、実際に始める前にチェックしておきたい注意点がいくつかあります。

  • 出会い目的に人に注意!
  • 相手の添削はプロではない!
  • ネイティブでも意見が割れることがある!
  • GIVEの精神がとくにかく大事!
  • 過剰にミスを指摘しない!

それぞれ簡単に解説します。

出会い目的に人に注意!

ランゲージエクスチェンジをしたいと思って言語交換アプリを利用している言語学習者の女性のほとんどが体験しているであろう、出会い目的のアプリ利用。

別のアプリを使ってくれ!

正直めちゃくちゃ多いです。

東京でアプリにログインすると、男性からひっきりなしにメッセージが送られてきます。

メッセージが来るだけならいいのですが、まだ数回しかメッセージのやり取りをしていないのに「直接会って日本語を教えてほしい」と言ってくる人が結構います。

あとは、「今電話できる?」としつこく聞いてきたり、あるいは突然電話をかけてきたりする人もいます。

これらのトラブルを避けるためにも、

・語学学習に対する姿勢をチェック
・プロフィールにロマンスNGと記載する(恋人がいる、と書くのも効果的)
・しつこい人は即ブロック
・直接会うかどうかはメッセージのやり取りを重ねた上で決める
・嫌なことは嫌と言う。

など、きつ然とした態度をとることが大切です。

「悪い人じゃないかも…」と思ったとしても、嫌だと言っていること続けてくる人はいずれにせよ良い言語学習パートナーにはなれません。

はっきり言って女性の場合は女性のパートナーとランゲージエクスチェンジをする方が5倍くらい楽です。

もちろん男性でもリスペクトのある人もたくさんいます!

語学学習のために始めたことで、トラブルに巻き込まれるのは嫌ですよね。

嫌なことは嫌だとはっきり伝え、それでも聞いてもらえないときはすぐにブロックするのがおすすめです。

相手は教えるプロではない!

自分の作成した文章を添削してもらう場合、必ず念頭におかなければいけないのは、相手は「教えるプロではない」ということです。

私たちも日本語を正しく文法的に説明できないことありますよね。

この文章は違和感があるけど、なぜ間違っているのかわからない」という回答がネイティブから返ってくるのは、当然のことです。

文法の確認は参考書を見ながら自分で行うつもりで添削をお願いしましょう!

ネイティブでも意見が割れることがある!

ある人は正しいと言って、別の人は間違っていると言う…

言語は生き物なので、こんなこともよく起こります。

英語を例に挙げると、アメリカ、イギリス、オーストラリアの他にも、世界中のたくさんの国で話されている言語であり、それぞれの国でボキャブラリーや言い回しに違いがあります。

そのため、ネイティブの意見は柔軟に受け止め、臨機応変な理解ができるような準備をしておくことが大切です。

ギブの精神がとくにかく大事!

ランゲージエクスチェンジの基本は、「ギブ・アンド・テイク」です。

英語を話したい!会話練習したい!という情熱は素晴らしいことですが、これはあくまでもランゲージ「エクスチェンジ」です。

時間をフル活用して効率よく言語を習得したいという人は、オンラインレッスンや語学学校の方が向いているかもしれません。

ランゲージエクスチェンジをするためには、必ず相手が必要です。

そしてその相手とお互い気持ちよくランゲージエクスチェンジを進めるためには、常に「ギブ」を先に考えて行動することが大切です。

とは言え、ずっとギブに徹する必要はもちろんありません。

「じゃあ今度は私の番ね!」という感じで、きちんと権利を主張することも、忘れないようにしましょう。

過剰にミスを指摘しない!

これは地味~~に重要なポイントですが、ミスをどの程度指摘されたいかは人によって異なります。

学習中の言語を使用する際に、ミスが生まれるのは当然です。

そして、ミスは人から指摘されて初めて気づく場合も多く、そこから改善されていくものでもあります。

とはいえ!

ミスがあるたびに会話が中断してしまっては、なかなか話が進みません。なにより、話すのが楽しくないと思います。

このバランス感覚は非常に難しいですが、筆者は「相手が自信なさそうに発言している部分」に関しては、積極的に「正しい言い回し」を伝えるようにしています。

その他、ネイティブが絶対にしないミス(「行った」を「行きた」など)のみを指摘し、それ以外は相手に聞かれるまでは修正しない場合が多いです。

この点も、相手があなたとのランゲージエクスチェンジに対して何を求めているかにもよるので、直接相手に聞いてみるのもいいと思います!

楽しみながら会話力アップ!

ランゲージエクスチェンジは、うまく活用できれば言語学習に非常に大きな効果を発揮する学習方法です。

机に向かって勉強するというよりも、楽しみながら続けられるのもランゲージエクスチェンジの特徴です。

しかし、ランゲージエクスチェンジを行うためには必ずパートナーが必要です。

助け合って語学力アップを目指していくためにも、まずは「ギブ」の精神を大切に、お互いにとって有意義な時間の過ごし方になるように最適解を見つけていくことがコツです。

最初は勇気が要りますが、ぜひランゲージエクスチェンジに挑戦してみてください!

以上、ランゲージエクスチェンジのやり方と活用方法でした!

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