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ドミトリーに泊まってみたい!
でも、知らない人と相部屋って、少し不安…
そんな風に考えている人も多いのではないでしょうか。
私も、初めてドミトリーを利用した時は、わからないことだらけで不安でした。
15都市以上で女一人のドミトリーを利用してきた私が、予約の際に注意していることや探し方のコツについてご紹介していきたいと思います!
ドミトリーとは
ドミトリー(dormitory)とは、ユースホステルやゲストハウスとも呼ばれ、相部屋を前提とした宿泊施設を指します。
一般的なドミトリーでは、同じ部屋に複数の二段ベッドとロッカーが設置されており、他の宿泊客と部屋をシェアするシステムです。
多くのドミトリー宿では、共用のシャワー、トイレ、キッチン、コモンスペースがあり、しばしばバーやレストランが併設されているところもあります。
ドミトリーのメリット・デメリット
メリット
・世界中の旅行客と交流が持てる可能性がある
・宿泊費を節約できる
・キッチン付きだと自炊も可能
デメリット
・知らない人と同室になる
・騒音(いびき)の可能性がある
・盗難のリスクがある
個人的には、何と言ってもドミトリーの価格の安さが魅力です。
物価の高い地域でも、相場の半額程度で泊まることもでき、旅費を節約できます。
また、私はこれまでの旅で、ドミトリーで知り合った人たちと一緒に観光したり飲みに出かけたり、様々な素敵な交流がありました。
せっかく海外に来たのだから、いろんな人と話してみたい!という人には、おすすめの宿泊スタイルです。
多くの人は、Booking.comなどの宿泊予約サイトを利用して宿探しをされると思います。
そんなドミトリーの選び方について、個人的に大切にしている7つのポイントをご紹介していきます。
ドミトリー選び方①:6人部屋以下
ドミトリーは、一口に「相部屋」と言っても、その規模は様々です。
一つの部屋に4人しか泊まれない場所もあれば、20人部屋というものもあります。
一般的に、少人数の部屋であるほど値段が高くなっています!
ドミトリー初心者の方に私がおすすめするのは、6人部屋か4人部屋です。多くても、8人部屋くらいが良いと思います。
人数が多ければ、それだけ変わった人やうるさい人と同室になるリスクが高まります。
まずは少人数の部屋に泊まってみて、慣れてきたら他の条件のものに挑戦するのがいいかなと思います。
ドミトリー選び方②:部屋の広さ
収容人数と同じくらい大切なのが、広さです。
6人部屋で人数が少ないとしても、ベッド同士の距離がものすごく近いと、結構ストレスがたまります。
予約サイトの写真などをよく見て、ベッド間の間隔がなるべく広い宿を選ぶのがおすすめです。
ドミトリー選び方③:女性専用
気にならない人は気にならないかもしれませんが、女性の方で初めてドミトリーを利用される方は、女性専用ドミトリーをおすすめします。
知らない男性が出入りする部屋で寝るというのは、慣れないうちは少し居心地が悪く感じる可能性があります。
余談ですが、私は二段ベッドの上に宿泊していたブラジル人の男性にご飯に誘われ、その帰り道に抱きつかれて振り払い、夜寝るときに少し不安な思いをしたことがあります。
交流があるのもドミトリーの醍醐味ですが、自衛と、安心して寝られる環境の確保は大切です。
ドミトリー選び方④:口コミ8.0以上
今や口コミを見るのは宿探しの常識ですが、特にチェックしたいのが、清潔感とロケーションです。(ロケーションに関しては後述します。)
不特定多数の人が継続的に利用しているドミトリーの部屋は、ホテルのように隅々までピカピカ!というわけではないこともあります。
シャワーやトイレも共有なので、汚い所はかなり汚いです…。
しかし、口コミで清潔感が8以上、あわよくば8.5以上の場所は、基本的に清掃に関する意識が高い宿が多く、ストレスなく利用できる可能性が高いです。
気持ちよく利用するためにも、口コミは必ず確認しましょう。
ドミトリー選び方⑤:ロケーション
これも、口コミを読むのがおすすめです。
特にヨーロッパの観光都市などでは、中心エリアは高級ホテルがひしめき、宿泊費がものすごく高くなることがあります。
そのため、狙い目は、中心地までメトロや鉄道一本でアクセスできる駅に近いドミトリーです。
地図を確認するのももちろんですが、実際に泊まった人たちの口コミを見ると、「中心地までのアクセスが良かった」「メトロの駅まで徒歩〇分だった」などの情報が書かれています。
あまりに遠い宿を予約してしまうと、安い宿だけどその分交通費が高い…なんてことになりかねません。
逆に、中心エリアのドミトリーを見つけたとしても、「外からの深夜の騒音がひどかった」「夜間に治安の悪さを感じた」などのコメントがある場合は避けたほうがいいです。
ドミトリー選び方⑥:カーテン付きのベッド
これは意外と重要?だと思うのですが、カーテンがあるのとないのとでは、精神的な安心感が違います。
寝る前であっても、カーテンを閉めれば自分だけの空間ができるので、プライベートが守られ、着替えも安心してできます。
カーテンがない場合は、冬場であればコートなどハンガーにかけて目隠しにするのも意外と有効です。
特にベッド同士の距離が近い部屋では、カーテンがないと少しきついです。
ドミトリー選び方⑦:キャンセル無料
これはドミトリーに限らずですが、私はよほどの確実にそこに行くわけではない限り、キャンセル無料のプランで予約をします。
旅にトラブルはつきものなので、「到着予定だったバスが来ない」など、不測の事態に陥ってもお金を無駄にしないように、キャンセル可能なプランがおすすめです。
まとめ:安心はお金で買うべし
ここまで述べてきた7つのポイントの多くは、一般的に最安値として出てくるような宿の条件には当てはまりません。
人数が少ない部屋はそれだけ割高だし、女性専用部屋も通常やや高めの価格設定になっています。
基準(清潔感や神経質さ)は人それぞれなので、ドミトリー旅に慣れていくうちに、自分ルールが形成されていくと思います。
また、私もいつもいつもこのすべての条件を満たす宿を見つけられるわけではありません。
値段と条件を見比べ、譲れないところだけを大切にし、宿を決めています。
不安なこともあると思いますが、個人的には、慣れればホテル泊より刺激的で楽しいです。
実際には、宿で知り合った人たちと夜中までトランプしながら飲んだりしたことも、旅の楽しい思い出の一つです。
ぜひこれらのことを参考に、良い宿を見つけて素敵な旅にしてください!
以上、女性初心者でも安心のドミトリーの選び方でした。
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