その使い方で大丈夫!?スペインでトイレを使う際の7つの注意点!

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スペイン文化
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はな

2019~2021年までスペインで語学留学。2021年秋からはイタリアで美術史修士課程。スペイン語 Dele C1, 英語 IELTS 6.5。社会人留学、語学学習ときどき旅行についてまとめています。趣味は美術館・教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。

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トイレを利用したら、思ったより汚くて戸惑った…
これって普通?それともここだけが汚いの

スペイン旅行に来た人は誰しもそう思うのではないでしょうか。

安心(?)してください。そこだけが汚いわけではありません!

スペインのトイレを攻略するには、少しコツがいります。

何を隠そう、スペイン留学中の筆者も、ある日友達のスペイン人に「そんな使い方してたら、病気になるよ!」と驚かれたことがあるのです。(笑)

そこで今回の記事では、スペインのトイレを使う際に注意すべき点をご紹介します。

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注意点はこの7つ

もしあなたが行ったスペインのトイレが、床が水浸しでなく、鍵があり、紙があり、ボタンを押すとスムーズに流れたら、あなたはとってもラッキーです!

スペインに限らず、ヨーロッパ(というか日本以外?)のトイレを利用する際の注意点は、以下の7点です。

  • 便座には絶対座らない
  • 公共トイレは有料
  • 紙はなくて当たり前
  • ウォシュレットは100%ない
  • 紙は流せない場所もある
  • 流れなくても焦らない
  • 鍵は壊れている確率が高い

それぞれの理由と、対策方法についてご紹介していきます。

スペイントイレの注意点①:便座に座らない

これ、非常に大切です

なによりも大切です。

筆者は留学に来て8か月間、この事実を知らずにスペインで生活していました。

ある日のスペイン人の友達との会話

スペインの便座は全部濡れているからいつもお尻が濡れちゃうよね。

え!待って、もしかして直接座ってるの?バルでも?
病気になるよ!!!

そ、そうなの!?早く言ってよ!!

聞かれなきゃそんなの教えようがないよ!日本では座るの!?

そうです。

スペインでは、家以外のトイレでは、基本的にお尻をつけてはいけません

だからヨーロッパは便座がないトイレも多いんですね。

8ヶ月間ずっと直接座っていたことを伝えたら、「でもなんともなかったんでしょ?よかったね。」と本気のトーンで言われました。

ホテルなど、明らかに衛生的な場所では大丈夫かもしれませんが、バルや公共のトイレでは、絶対に直接座らず(特に女性!)、腰を少し浮かせて用をたしてください。

スペイントイレの注意点②:トイレは有料

バルや飲食店のトイレは無料で利用できるところも多いですが、駅などに併設しているトイレのほとんどが有料です。

相場は0.5~1€(60~120円)程度。写真はドイツのトイレ代レシートです。

これは、スペインに限らずヨーロッパの国ほとんどです。

トイレに入る前に電車の切符のように支払いをする機械があるところもあります。

特に、大型商業施設の中のトイレでは、トイレチケットを1€払ったのち、もし施設内で買い物をすれば0.5€引きになる!」というパターンもあります。

友達に荷物を預けてトイレに行く際も、小銭を持っていくのがおすすめです。

バルセロナやマドリードなどの観光地では、入り口にいるトイレ清掃員に直接払う場合もあるので、50セント硬貨や1€硬貨は大切にキープしておきましょう!

スペイントイレの注意点③:紙は、ない

紙は、基本的にないものと思いましょう。

特にバルや公共トイレでは、ほぼ確実にないです。

あればラッキー!

たまに理解できないのは、トイレットペーパーホルダーすらないトイレがあることです。

もはや、「紙は持参するもの」という心構えで行くのが良いです。

スペイントイレの注意点④:ウォシュレットもない

海外在住の日本人がよく口にするのは、「ウォシュレットが恋しい」ということです。

日本では一般的な家庭のトイレや、商業施設のトイレにはウォシュレットが設置されていますが、スペインではウォシュレットという概念がありません。

代わりに、おしりを拭くようのウェットティッシュが売っています。

ウォシュレットを愛用している人は、このウェットティッシュを購入するか、スペイン旅行中はどうにか我慢するしかありません。

スペイントイレの注意点⑤:紙が流せない

紙があるトイレに入れたあなたはとってもラッキー!

でも、気を付けてください。

便器に紙を流せない可能性もあります。

スペインでは、ほとんどのトイレで紙を流すことができます。

しかし、トイレ内に大きなゴミ箱(手を拭く紙とは別の場所に)が置かれていたら、お尻を拭いた紙はこのゴミ箱に捨てましょう。

そのまま無理やり流そうとすると、紙が詰まる可能性があります。

別に張り紙があるわけではないのですが、大きなゴミ箱にたくさんの紙が捨ててあるのを見たら、とりあえず便器には流さない方が安全です。

スペイントイレの注意点⑥:うまく流れない

もうここまで来たら何も驚くことはありませんよね。

スペインのトイレ、基本的に、うまく流れません。

強く押したり、長く押したり、様々な試みをしますが、それでも流れないことも多々あります。

しかし、流れなくても気にする必要はありません。

みんな、慣れています。(笑)

次の人に悪い…

とか考えすぎても仕方ないし、あなたのせいではないので(トイレの管理者の責任)、ある程度トライして無理なら大人しくトイレを去りましょう。

スペイントイレの注意点⑦:鍵は壊れている

これも地味に困ることですが、トイレの鍵は壊れています。

一部のクラブではトラブル防止のためにわざと鍵をつけていないところもあります。

が、バルや公共トイレ、百貨店のトイレであっても、鍵がうまく閉じないことは日常茶飯事です。

また、トイレにもともとついている鍵が壊れてしまったため、後から閂(かんぬき)を設置しているところも多いです。

「鍵が壊れてる!どうしよう!」

と悩む時間がもったいないので、誰かが来る前に急いで用を足しましょう

あとは自分の運が悪くないことを祈るのみです。

まとめ:日本のトイレは完璧すぎる

先日スペイン人の友達と日本に行った際に、「公共のトイレが家のトイレより綺麗なんて、信じられない!」と言っていました。

便座に座っても平気なこと、便座があたたかいこと、紙が常にあること、手を洗う水も温水があること…日本のトイレは、完璧すぎます。

しかも無料!!

先述した通り、スペインの自宅以外のトイレに行ったときに、鍵があって、紙があって、水が流れるとしたら、「今日はツイてる!」と思います。(本気で)

なので、環境の良いトイレはないものと思って、さっと用を足し、さっと去ることをおすすめします!

飲食店のトイレが綺麗とは、限らないですよ!

以上、スペインのトイレを使う際の注意点でした。

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