【写真公開】スペインのシェアハウス、ピソってどんな感じ?【ルームツアー】

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スペイン留学
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はな

2019~2021年までスペインで語学留学。2021年秋からはイタリアで美術史修士課程。スペイン語 Dele C1, 英語 IELTS 6.5。社会人留学、語学学習ときどき旅行についてまとめています。趣味は美術館・教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。

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スペインへの留学やワーホリを決めた人にとって、自分が現地でどんな場所に住むことになるのか、気になりますよね。

一人暮らしが一般的な日本にとってなじみがあまりありませんが、多くのスペイン人の若者は、「ピソ(Piso)」と呼ばれるシェアハウスに住んでいます。

私もスペインに来る前は、「シェアハウス」ってどんな感じだろう?と不安に思っていました。

そこで今回の記事では、私が現在実際に住んでいるスペイン・バレンシアのピソについて、すみずみまでルームツアーをしたいと思います!

これから留学予定の方、ピソ生活の様子が知りたい方、必見です!

ピソを探す際の注意点について詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。

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私のピソ情報

スペインでは一般的にシェアハウスのことを「ピソ(Piso)」と呼び、その多くは3~10人が同居しながら、キッチン、リビングなどは共同になっています。

多くの場合バス・トイレは1~3ずつ設置されており、それらも共同で利用します。

ルームツアーを行う前に、現在私は住んでいるピソについてご紹介したいと思います!

  • 家賃 300€ (約36,000円)
  • 電気水道光熱費ネット代込
  • 部屋4部屋
  • バス・トイレ2つ

現在は、スペイン人、フランス人、ロシア人と、女子4人暮らしをしています。

女子しか住めないわけではなく、たまたま今は女子だけです。(以前は同じピソでスペイン人の男の子と二人で暮らしていました。)

スペインシェアハウス・ピソ:コモンスペース

メインエントランス

ではまずメインエントランスからご紹介します。

私のピソは、鍵が全部で3つあります。(他の多くの家も同様です)

メインエントランスの鍵と、ピソの鍵と、自分の部屋の鍵です。

メインエントランスとピソの入り口は基本的にオートロックなので、防犯面でも安心です。

コモンエリア

私のピソの一階部分には、プロジェクターで映画を見ることのできる施設があり、友達とここでNetflixを見たりします。

エスプレッソマシーンもあるので、勉強や仕事で疲れた際などは、ここまでコーヒーを淹れに来ます。

ピソの入り口

私が住んでいる建物には、全部で14個のピソが入っており、それぞれに4人ずつ人が住んでいます。

私が住んでいるピソは、エラスムスなどの外国人学生フレンドリーなピソなので、若者が多く、かなり多国籍です。

階段

ピソ自体は広くありませんが、清潔で落ち着いた雰囲気がお気に入りです。

エレベーターはありませんので、買い物の後に階段を上るのがきついです。(笑)

スペインシェアハウス・ピソ:台所

洗濯機

日本人の感覚としては少し不思議ですが、スペインの多くの家では、洗濯機はキッチンに設置されています。

ドラム式がほとんどで、15分で洗える「お急ぎモード」と60分で洗える「通常モード」をよく使っています。

コンロ

4人の人間が一緒に料理してもいいように、コンロは4つあります。

他の多くのピソでも、3口以上はコンロがあることがほとんどなので、料理が好きな人には嬉しいですよね!

オーブン

スペインを含む欧米の文化では、料理にオーブンをよく使います。

そのため、ほとんどの家には大型のオーブンが備え付けられています。(これは小さいですが)

しかし、代わりに私の家には電子レンジがありません…

調理器具

調理器具はこのようにあらかじめ備え付けのものが多く、住民はみんな自由に使用することができます。

一度鍋を壊してしまったことがありましたが、家主に相談したら、新しいものを買い直してもらえました!(これはピソの条件にもよると思います)

食器類

食器も調理器具同様に、あらかじめ家にあるので、なにも持たずにいきなり引っ越してきても、その日から普通に生活をすることができます。

ちなみにタッパーは自分で買いました。

基本的な調理器具は揃っています。

キッチン備品

当然ですが皿洗いなどは自分で使ったものは自分で洗うのが基本なので、洗剤やスポンジなど共用の備品も必要になります。

その場合、ピソの同居人と話し合い、どのように購入するかなどのルールを決めるのが一般的です。

私たちは、「基本的に気づいた人が買う」というスタイルをとっています。

私たちは今4人暮らしで、一人一つずつ棚を利用する形で食料を保管しています。

私は料理が好きで、日本からもたくさん調味料を持ってきているので、棚がパンパンです。

冷蔵庫

冷蔵庫は日本のものとほぼ同じで、冷凍庫と野菜室などのパートに分かれていることが多いです。

これも4人でシェアしなければならないので、食料を買いすぎず、適切に使い切るスキルが必要になります。

ちなみに私のスペースは、いつも食べ物で満タンです。

スペインシェアハウス・ピソ:バス・トイレ

バス・トイレ

私のピソのバス・トイレはかなり小さく、慣れるまでシャワーを浴びるのが大変でした。

湯舟があるところもありますが、湯舟として使用している人は少ないので、シャワーだけの生活になることを覚悟した方が良いでしょう。

洗面台

スペインでは基本的にシャワーとトイレが一緒についていることが多く、その区画に洗面台もついています。

スペインシェアハウス・ピソ:リビング

ソファ

多くの家では、リビング部分に大きなソファがあり、そこでみんなで座って話したり、ご飯を食べたりもします。

テレビ

リビングにテレビもありますが、見たことがありません

というかコンセントが抜けてる…(笑)

テーブル

友達が来たときなどはこのテーブルを利用してご飯など並べてパーティーをします。

スペインシェアハウス・ピソ:自分の部屋

部屋

私の部屋は通常のものに比べて若干狭いです。

シングルベッドと、勉強机と、洋服箪笥だけのシンプルな造りになっています。

洋服箪笥

服は基本的にすべてここに入れています。

勉強机

仕事をしたり勉強をしたりする際に使用します。

結構広くて使いやすいのでお気に入りです。

ベッド

バレンシアの冬は暖かいですが、その分、建物の造りが粗いので、結構寒いです

この冬、毛布を一枚買いました。

あと、個人的にスペインの枕はすべて高すぎて首が痛くなるので、クッションを代わりに使っています。

読書灯

夜、寝る前は部屋の電気を消し、この読書灯で過ごします。

収納スペース

洋服箪笥以外の収納スペースはあまりありませんが、勉強道具や化粧品などを引き出しに入れています。

日本のように玄関があるわけではないので、靴は基本的に部屋の中で管理することになります。

私は靴で生活するのは苦手なので、家に着いたらすぐにスリッパに履き替えます

スペインシェアハウス・ピソ:屋上

私のピソには屋上があり、洗濯物を干すことができます

バレンシアは年間300日晴れなので、洗濯物に関してこまることはほぼ皆無です。

冬であっても日中は20度近くなるので、午前中に洗ってここに干して置けば、数時間でだいたい乾きます。

まとめ:何を重視するか、基準を持つことが大切!

私がピソ選びをしていた時に実際に条件にしていたのが、

  • 衛生的であること
  • 全員で5人以下であること
  • トイレが2つ以上あること
  • キッチンが広いこと

でした。

このピソは、不動産屋さんに紹介され、内見後気に入りすぐに入居を決めました

ピソ探しは運任せの部分もありますが、自分が生活する場所なので、ストレスがなるべくたまらずに済むよう、基準を設けて探すようにしましょう!

この記事で、スペインでのシェアハウス生活のイメージを少しでも掴んでいただけたら幸いです。

以上、スペインピソのリアルなルームツアーでした。

留学に持ってきて良かったものについて詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。

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