【スペイン留学】バレンシアの生活費って?リアルな支出公開!

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スペイン留学
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はな

2019~2021年までスペインで語学留学。2021年秋からはイタリアで美術史修士課程。スペイン語 Dele C1, 英語 IELTS 6.5。社会人留学、語学学習ときどき旅行についてまとめています。趣味は美術館・教会巡り、ポストカード・古紙幣収集。

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スペインで生活してみたい!
留学に行きたい!

と思っていても、やる気だけじゃどうにもならないのがお金の話

どんな目的で、どんな方法で、どんな場所に行くかにもよるけど、『ひと月に実際いくらかかるの?』というのを、なるべく気取らず、リアルに書いてみたいと思います。

1年間の留学で持って行ってよかったものについて詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ。

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私のスペイン留学事情

まず前提として私の留学事情を書きたいと思います。

完全私費留学
スペイン留学に関する奨学金などは受けていません。社会人時代の貯金とライター業での収入のみで生活しています。

スペイン第三の都市バレンシア
バレンシアの物価(特に家賃)はマドリードやバルセロナに比べて安いです。ただ、他の都市に比べたら少し高いかもしれません。(日本でいう名古屋くらいの感覚だと思います)

学生ビザ
ワーホリビザではないので、現地で学校に通いながら、日本の仲介サイトを経由してライターの仕事をして生活しています。

語学学校一年間
一年間の語学学校費用は渡航前に支払い済みですので、現地ではかかっていません。
ワーホリと違って語学学校に通うことが義務なので、毎日4時間の授業を受けています。

日本国内の引き落としがある
日本での奨学金の返済や納税で月々支払いをしています。

ほぼ外食しない
節約のためと、バランスの良い食事を摂るため、ほぼ毎日自炊しています。

私は上記のような条件で生活していますので、よければ参考にしてください。

ひと月の平均支出額

結論から言うと、ひと月だいたい10万円前後かかっています。(1€=125円として)

目安までに、2019年11月の私の支出を公開します。
ずばり、合計の出費は111,507円でした。

カードで支払いをすることもありますが、基本的にひと月200€程度は現金を引き出すことが多いです。

家賃はユーロで支払いをしているので、レートによってかなり月の額が変わります。
教育費というのは奨学金の返済のことです。

衣服代が少し高くなっているのは、11月末からのどドイツ・フランス地域の旅行のために防寒具を買ったためです。

このように、月によって支出に差はでますが、今回の記事では平均的な出費の金額をご紹介したいと思います。

生活費の内訳

以下、内訳金額の平均について解説していきます。

・家賃(電熱水wifi込み) 38,000円
・食費(自炊) 15,000円
・コーヒー代 3,000円
・食費(外食) 3,000円
・お酒代 8,000円
・携帯代 1,200円
・交通費 1800円
・生活必需品 3,000円
・洋服代 3,000円
・保険と奨学金 22,000円
・その他娯楽 10,000円

娯楽は友達と映画に行ったり、遠足などに参加したりした際の出費です。

旅行もここに入りますが、長めの旅行に出るときはもちろんこれを大幅に上回ります…。

例えば今月で言うと、11月末からのドイツフランス旅行の移動のバスのチケットを複数購入したため、11,000円程度の出費がありました。

スペイン生活費①:家賃 38,000円

私が住んでいるのはピソ(piso)と言って、スペインで一般的なシェアハウスです。

一つのアパート内に4つ部屋があり、キッチン、サロンと、お風呂&トイレが2つあります。現在はフランス人、スペイン人、ロシア人の女性3人と、4人で暮らしています。

私のピソは、電気、水道、ガス、ネット代があらかじめ家賃に含まれているので、家賃以外に光熱費はかかりません。家賃は、月300€です。

バレンシアの学生としては高くも安くもない平均的な値段だと思います。

スペイン生活費②:食費(自炊) 15,000円

外食をほとんどせず毎日自炊なので、スーパーには週1〜2回行きます。

だいたい一回の買い物で17〜25€(2,100~3,000円)なので、15,000円くらいだと思います。

スペイン生活費③:コーヒー代 3,000円

授業の休憩時間や友達と話しによくカフェに行きます。カフェラテ一杯150円程度。

エスプレッソであれば1€で飲めるので、勉強などにどうしても集中したいときは近所のカフェに行くこともあります。

スペイン生活費④:食費(外食) 3,000円

全くしない月もありますが、お祝い事や友達に誘われたときに外食します。いいレストランで食べると、12~20€(1,400~2,400円)はかかります。

友達がバレンシアに遊びに来てくれた時などはパエリアをよく食べに行きます。二人前のパエリアで20~30€(2,400~3,600円)です。

ケバブなどの簡単なものなら3~5€(350~600円)です。

スペイン生活費④:お酒代 8,000円

だいたい週に2~4回は飲みに行っています。

英語とスペイン語を練習するためのランゲージエクスチェンジや、単純に友達と飲みに行く感じです。ビール一杯1.5~2€(180~240円)です。

月によってはもっとかかっているかもしれません…

スペイン生活費⑤:携帯代 1,200円

Orangeという携帯会社でプリペイドを契約していて、月4.5GBのGo walkを10€で契約しています。毎月Orangeに直接払いに行っています。

留学に来ている人はスマホをSIMロック解除して現地通信会社と契約するのが一般的なようです。

スペイン生活費⑥:交通費 1800円

街の中心地に行ったり、ビーチに行ったりする際にトラムやメトロを使用します。

バレンシアでは10回で7.6€(930円)です。
ひと月にだいたい15回程度利用しています。

スペイン生活費⑦:生活必需品 3,000円

トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤など。

余談ですが、バレンシアは水の質が良くないので、ほかのスペインの地域に比べて洗剤の消費量多いです。

スペイン生活費⑧:洋服代3,000円

服は古着屋さんで買うことが多いですが、季節によって買わなければいけないものもあるので、毎月3,000円程度使っています。

この服は古着屋さんで3€で買いました。(笑)

スペイン生活費⑨:保険と奨学金 22,000円

保険が10,000円程度、奨学金の返済が12,000円程度です。

スペイン生活費⑩:その他娯楽 10,000円

今月は旅行に関する出費がここに来ていますが、ほぼこの支出がない月もあれば、逆にもっとかかっている月もあります。特にお金のかかる趣味がなければ、必要ない出費だと思います。

まとめ:切り詰めればもっと安く生活できる

このように、みなさんもうお気づきの通り、私は節約している部分もありますが、使うところはかなりお金を使っています
頻繁に旅行にいったり、飲みに行ったりしているので、そういう部分での出費がかなり大きいです。また、国内の保険や奨学金の返済が全体の出費の20%程度を占めています。

そのため、これらの出費がない人であれば、ひと月8~9万円程度あれば生活することが可能だと思います。

友人たちに聞くと、もっと安いピソに住んでいるという人や、食費をもっと切り詰めているという人もいるので、生活次第ではもっとコストを抑えることも可能だと思います。

これから留学を考えている皆さん、ぜひ参考にしてみてください。

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